高原直人の『映画でも見ませんか?』ネタバレ付き。

大学生目線の映画レビューをお届けします!

三谷監督の映画をどうして俺が観ようかと思ったかだけど…

こんにちは、高原直人です。


1回目は三谷監督の「THE有頂天ホテル」、
2回目は同じく三谷監督の「ザ・マジックアワー」の紹介をしました。


映画を好きになったきっかけは三谷監督なのは話したけど、
そもそも、どうして、俺がその映画を見に行くことになったのか?
話していなかったので、少し話したいと思います。

 


実は、親の影響です。
親が三谷監督の作品「古畑任三郎」をテレビの再放送で
見ていたからなんですよね。

 

親がチャンネルを譲ってくれず、何となく見ていたら、
子どもながらに、なんて、面白い刑事ドラマだろうと思いました。
今までにない独特の警視だし、
犯人が最初からわかっているのも斬新ですよね。

 

それで、「THE有頂天ホテル」が公開されるっていうんもんだから、
観に行ってみたんです。
ちなみに、大河ドラマ新撰組!」の際も親にリモコン取られていました。


さぁ、もうこの話の流れでわかって来たかと思うんですけど、
三谷監督の3作目「ステキな金縛り」について、今日は紹介したいと思います。
「証人はただ一人、落ち武者の幽霊。」というのが、
ポスターなどにもなっているキャッチコピーです。

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あらすじは、
父の意志を継いで弁護士になったエミは、毎回ミスばかりを起こす、
三流弁護士でした。
そんなエミは、ラストチャンスとボスの速水に殺人事件の案件を任されます。
その事件の容疑者は夫の矢部五郎。
五郎の弁護を担当することになりますが、
彼は事件当夜にアリバイがあると言いだします。


それは、
「自殺を考えて宿泊した旅館・しかばね荘で金縛りにあっていた。」
という何ともおかしなものでした。
半信半疑の中、その真相を確かめるためにエミは、しかばね荘を訪ねます。
エミがその旅館へ宿泊すると深夜、金縛りにあってしまい…
目を開けるとそこには落ち武者の幽霊、更科六兵衛がいました。


六兵衛に事件当日の話を確認すると、
六兵衛は生前五郎と同じく、冤罪で無念で死んだことを語り、
同じ境遇でいる五郎を救うために裁判で証言することを約束します。


そうまさに、「証人はただ一人、この落ち武者の幽霊だけ」なのです。
仕方がないので、エミは覚悟を決めて、東京へ六兵衛を連れて行くことを決断します。

 


しかし、六兵衛は幽霊なので、
見える人間と見えない人間がいました。
エミは必死に六兵衛が存在することを証明させなければならず、
あの手この手を使って、裁判官へアピールします。
そんな感じで裁判は続き、予想外の結末を迎えるのでありました。
そして、六兵衛は無事成仏できるのか?というお話です。

 

西田敏行さん光ってますよね!
え、頭がじゃないですよ?落ち武者だけに。


阿部寛さんや中村貴一さん、山本耕史さんなど、変わらず豪華俳優人そろい踏みです。
タップダンスするボス、あっけなく死亡するボスが面白かったです。
最後はエミがお父さんに会えたりと心温まるお話でした。
最後のエンドロールまでみるべきですよ!笑うこと間違いなしです!

 


高原直人